いまこそ「資本論」の出番!
 
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「資本論」第2巻講座を開講します。

 
 社会科学研究所監修の新日本新書版「資本論」をテキストに行っている、名古屋での「あたなのための資本論講座」は、首都圏から宮川彰先生という、資本論の最新研究者を講師に、毎月のように開き、通算180回目を迎えました。

 受講の動機は、「一生に一度は資本論を読んでみたい」という人、「読みかけたが、読めない」という人、「きちんと学習したい」という人、そして「友達に誘われたから」という人さまざまでした。

    (このページの後半に、4月に修了した弟1巻講座の感想を紹介しました)

 しかし、講座を修了しての感想はどのひとも資本論学習の喜びに満ち溢れたものでした。多くの青年が資本論学習の中で、大きく成長されています。

 弟14期は、「資本論」第2巻を学ぶ講座です。「学問に王道」なし、「資本論」学習の醍醐味を共に!


マルクスをよみ いまに生かそう

「資本論」第2巻講座のお知らせ

 名古屋資本論講座第14期、通算180回目からは、「資本論」第2巻講座です。「資本論」第1巻が刊行されたのが、今から150年前の1867年9月です。弟2巻と第3巻は、マルクスがなくなってから、残されていたいくつかの草稿をもとにエンゲルスが編集し、刊行した書です。

『資本論』第1巻は、資本の動機であり究極目的であるところの、剰余価値の産出すなわち搾取の仕組み《労働価値説》を解明しました。

『資本論 第2巻 資本の流通過程』は、第1巻で生産された「資本」が、いよいよ市場経済の世界に登場します。第2巻では、「資本」が単なる商品ではなく、「資本」が、市場経済の主役となり、“命がけの飛躍”を、個々の商品が経験するよりも、はるかに大規模に、はるかに多くの矛盾にみちた形で繰り広げられます。

経済学説史上偉大で、かがやかしく貴重な経済学批判の成果といわれる《 循環・回転図式 》と《 再生産表式 》が解明されます。社会を丸ごとわしづかみにする議論で、気宇広大な人類の歴史法則への関心に誘ってくれることでしょう。

   宮川彰「資本論講座」、豊富な資料と最新のマルクス経済学の到達点で、現代に現代経済でいかに 貫徹しているかを縦横に解明されます。ご一緒に学習しましょう。

 講師:宮川彰(首都大学東京名誉教授)1948年愛知県木曽川生まれ
      「新メガ」の「資本論」第2巻関連書巻の編集に従事。
    著書に、「資本論」第2・3巻を読む(学習の友社)
         「資本論」第1巻を学ぶ
         「資本論」で読み解く、現代の貧富の格差
         「資本論」講座Q&A222問(以上ほっとブックス新栄)など
       

あなたのための資本論講座 第14期 第2巻講座 開催要項

開講:617()1330

【月1回】 617()から 第3土曜日 1330分~1730

【会場】 愛知民主会館2F会議室 (書店:ほっとブックス新栄の2階です)
          名古屋市東区葵1-22-26

【テキスト】 新日本新書「資本論」第5分冊から弟7分冊

【受講料】 10回で 27,000   35歳以下・奨学生 10,000円)

【DVD受講】 30,000(講義要綱冊子、各種資料、毎回の講義DVD)
                 講義にご参加自由です。

【申し込みは】 申込金3,000円を添えて申し込みください。(受講料の一部)

初回617日(土)は公開講座

    この日は参加できるという方、10回参加できるか不安の方、ちょっと覗いてみようという方

    どなたでも受講できます。あなたの参加をお持ちしています。

     受講料 一般 2,700円   青年 1,000円 

     主催:あいち赤旗セミナー・ほっとブックス新栄

    連絡先:ほっとブックス新栄 461-0001 名古屋市東区葵1-22-26

     TEL:052-936-7551   FAX:052-936-7553


2017年4月に修了した「弟1巻講座」の感想文を紹介します

「資本論」は読んだことがなく、いつか勉強してみたいと思っていたのですが、なかなかチャンスが無く、偶然この講座があることを知り、とても興味を持って参加しました。

 第1回の講義でびっくりしました。今迄の学生生活の中で沢山の先生の講義を聞いてきましたが、宮川先生の様に情熱をもって機関銃のように話す先生に会ったのは初めてで、感動しました。

 毎回のレジメ、各種資料、前回講義のQA、等盛り沢山の資料を精力的に作って頂き、講義も力の籠った話し方で「資本論」は勿論ですが、その時々の世の中の状況を反映した新聞記事や資料を基に「資本論」と関連付けて分かり易く詳しく解説して頂き、とても有意義な講義でした。

 さて、「資本論」ですが、初版が発行された1860年代と現在とを比較して、150年程も経っているのに全く同じ様な経済状況(資本家と労働者の関係)になっていることに驚きました。

マルクスが150年も前にこれだけ明確に資本主義の本質を見抜いていたことに驚きと感動をおぼえた次第です。

 色々な点で初めて経験した講座でした。

    〈 名古屋市名東区 O.K 〉