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  2. 名古屋資本論講座の紹介

いまこそ『資本論』の出番!

社会科学研究所監修の『資本論』をテキストに行っている、名古屋での「あなたのための資本論講座」は、首都圏から宮川彰先生という、資本論の最新研究者を講師に、第1巻講座、第2巻講座、第3巻講座と毎月のように開いてきました。どの講座も老若男女約70名の受講で、励まし合って学習を行い、70~80%の方が修了することができました。

 受講の動機は、「一生に一度は資本論を読んでみたい」と言う人、「読みかけたが、読めない」という人、「きちっと学習したい」人、そして「ともだちに誘われたので」という人とさまざまでした。「資本論」を持ってない方もみえました。

しかし、全13回(第1巻)、あるいは全10回(第2巻・第3巻)講座を修了しての感想は、どの人も資本論学習の喜びに満ち溢れたものでした。多くの青年が資本論学習の中で、大きく成長されています。

第10期は「資本論」第1巻からはじめる講座です。宮川彰「資本論講座」、豊富な資料と最新のマルクス経済学の到達点で、現代に現代経済でいかに貫徹しているかを縦横に解明されます。「学問に王道」なし、「資本論」学習の醍醐味をともに。



ご一緒に『資本論』を学びましょう!

名古屋資本論講座の特徴

講座受講のQ&A

1、難しい事をわかりやすく。

講師宮川彰先生のオリジナルで的確なレジメ、豊富な資料、分かりやすい解説など、初学者でも入りやすい。

2、目からウロコの講義内容。

今なお生命力を持ち続けている「資本論」そのものと、宮川先生の奥深く、切れ味も鋭く、それでいて親切丁寧な講義は、本格的学習に役立つこと間違いありません。

3、励ましあって「資本論」に挑戦しよう。

最新の資料、受講生の質問に対する先生からのコメント、茶話会・食事会・合宿などの楽しみで、読破しよう。

Q1、参加できないときがあるのだけど。

A1、欠席の方には、資料を送ります。また、欠席3回までは、講義録画DVDも送ります。

Q2、4時間って、長いよね。

A2、それが意外と短く感じます。お茶タイムも楽しみです。

Q3、「資本論」読んでないけど。

A3、大丈夫です。そういう方はたくさんみえます。だから、ご一緒に学習するのです。

Q4、私、一般人なんだけど。

A4、どなたでも受講できます。まさに老若男女ですね。

Q5、会場が遠く、不便なので。

A5、決して遠くではありません。いままで、三重県や岐阜県からだけでなく、長野の上田、静岡の浜松、大阪、京都、鹿児島からは飛行機でと、毎月来名され受講された方があり、どの方も13回が終わり、「本格的学習ができた」と受講の喜びを語ってみえます。



講師からのメッセージ

社会の病巣が深ければ深いほど、根源的な診断・治療を必要とします。
要は、経済的富をめぐる生産や分配の営み、経済の様々な現象を、つねに商品や貨幣や資本の基本概念に照らし合わせて吟味することです。
『資本論』学習、資本論講座はかつてない出番の好機を迎えています。商品/貨幣/資本/剰余価値の理論と搾取や収奪のしくみの根本に立ち戻って解明を目指します。ご賞味あれ!

講師:宮川彰 先生(首都大学東京教授)

1948年愛知県生まれ、東京大学経済学部卒、首都大学東京経済学部教授。『新メガ』(新マルクス・エンゲルス全集)の『資本論』第2巻関連諸巻の編集に従事。 著書に、「資本論」第2・3巻を読む(学習の友社)、「資本論」第1巻を学ぶ、「資本論」で読み解く 現代の貧負の格差、「資本論」Q&A 222問(以上ほっとブックス新栄)、共著に『学説史』から始める経済学 剰余価値とは何か(八朔社)、放射能汚染 どう対処するか(花伝社)など。



「資本論」第1巻講座の感想より

名古屋資本論講座の特徴

感想1:

本文を読んでいる時は一体何を言っているのか、さっぱりわからなかったのですが、先生の話を聞いて貨幣とは何か、その5つの機能についてずっと論じていたのだと要点がつかめました。W-G-W'の流通過程、商品流通の図はまるで脳のシナプスのようでおもしろく、わかりやすかったです。

感想2:

特に、第4章第2節「資本の一般的定式の矛盾」で、極めて論理的に、時には消去法を駆使して、剰余価値の源泉を追求して「ロドス島」に到るプロセスは、息詰まるほどの迫力があります。先生の講義も名優のようでした。堪能しました。
講師コメント:「極めて論理的に時には消去法を駆使して、…息詰まるほどの迫力があります」とお受け止めいただいて、嬉しいかぎりです。なにものにも囚われない科学の営みの厳正さを前にすると、襟を正して科学の権威への信頼を高めることになります。「真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む」(岩波茂雄)と語られるように、ほんものの真理は、なみなみならぬ「迫力」でもって読むもの学ぶものに迫ってくるものです。

感想3:

「シーニアの最後の一時間」 第3篇第7章第3節「シーニアの最後の1時間」をきいて、何となく変な感じがするのですが、ホワイトボードで、図で説明していただけたので、視覚的に理解でき、わかりやすかった。現代の日本でも、同じようなことがありそう。そして、多くの労働者が納得してしまいそうと感じました。おかしなことでも皆が納得すると、あたかもそれが当然のごとく見えてしまうので、とても恐いです。

感想4:

第10章の「商品を安くすることによって労働者そのものを安くするために、労働の生産力を増大させることは、資本の内在的な衝動であり、不断の傾向である」(訳557/原338)、「労働の生産力の発展による労働の節約は、資本主義においては、決して労働日の短縮を目的としてはいない」(訳559/原339)は、ともに、「資本主義のもとでの生産力発展の目的」としてよく分かりました。