第12期 あなたのための資本論講座
資本論 第3巻講座
2014年10月18日(土)~ 毎月第3土曜日 全13回
愛知民主会館2階会議室 (書店:ほっとブックス新栄の2階です)
第12期第3巻講座は、新日本出版発行の資本論第8分冊から第13分冊までの6分冊を13回で学習する講座です。 世界的規模で、金融資産や所得の格差が拡大していく中「資本論」が見直されています。「利潤率低下法則」などどの篇も興味深いものがあります。
ご一緒に学習しましょう。
2015年10月 第10講
第5篇利子生み資本。利子と企業者利得でした。
資本論ボランティア(名古屋講座を主催している あいち赤旗文化セミナーと書店ほっとブックス新栄で構成)では
毎回講座の度に「資本論講座ニュース」を発行しています。
10月講座のニュースから一部を紹介します。
先回第4篇の学習で、「産業資本」は、「命がけの飛躍」をして、「商品」を「貨幣」に変えようとし、「商業資本」はその飛躍を助け、果実になるように協力し、平均利潤の底上げの役割を果たしながら、社会の利潤の分配を預かることを学びました。
産業資本は、他人の不払い労働を直接に取得し剰余価値を生産するが、商業資本はこの剰余価値の一部分を産業資本から自分に移して自分のものにする(497/304)
より利潤を確保するためには、流通費は産業資本にとっては「空費」ですが、「商人」にとっては利潤の源泉です。社会全体として、産業資本と商業資本が、「協力」して労働者への搾取を強めながら「利潤」を確保していくのですね。
その生み出した「利潤」がどのようになっていくのでしょか?
本日は「資本論」第3巻第5篇 利子生み資本。利子と企業者利得です。
-利子とはなにか。利潤の利子と企業者利得とへの分裂の経済学意義。
〝貨幣が貨幣を生む〟幻想=物神化の頂点。株式会社=(過渡期)未来社会論―
訳本 第10分冊 571ページ(ドイツ語版 350ページ)
講義要綱冊子 146ページからです。
第12期第3巻講座 今後の予定
第11講 11月21日(土)午後1時30分~5時30分
第12講 12月19日(土)午後1時30分~5時30分
第13講(最終講義) 2016年1月16日(土)午後1時30分~5時30分
第11期 あなたのための資本論講座
資本論 第2巻講座
2013年11月16日(土)~ 毎月第3土曜日 全10回
愛知民主会館
豊富な資料と最新のマルクス経済学の到達点で、現代社会経済でいかに法則が貫徹しているかを縦横に解明します。ご一緒に学習しましょう。
第1巻講座 2012年5月開講
『資本論』第1巻講座 [全13回]
貧困と連帯―時代はまさに資本論
5月19日(土)開講 午後1時30分から5時30分
愛知民主会館2F会議室
就職難に派遣労働、失業と貧困、長引く不況、環境破壊と、いま資本主義の限界がマスコミにも指摘され、「我ら99%」の声とともに、マルクス「資本論」が見直されています。
資本主義社会の根底に貫く法則を解き、未来社会を指し示す「資本論」。名古屋での資本論講座、第10期は「第1巻講座」です。
「第1巻 資本の生産過程」、「資本」がどのように「資本」になっていくのか、「富」はどのように蓄積されていくのか? 「資本蓄積」の対極は? など、現代に甦る「資本論」、その第1巻を学ぶ講座です。
初めて「資本論」を学習される方も、学習中の方も、「学問に王道なし」、ともに資本論学習の学徒として、ご一緒に学びましょう。